【GENBAx点検 導入事例】「任せてもらえるから、成長できる」入社3~4年目の若手が現場 代理人として活躍。アキヤマがGENBAx点検で進めるDXと人材育成

2026/07/14
導入事例

静岡県磐田市に本社を構えるアキヤマ様は、土木・建築・舗装工事、道路等の維持修繕などを手がける総合建設会社です。 今回お話を伺ったのは、天竜川の護岸工事に携わる土木部の皆さま。現場全体を支える太田様のもと、入社3年目の梅原様、入社4年目の村上様が、それぞれ現場代理人として活躍されています。 アキヤマ様では、重機の日常点検を効率化するため、「GENBAx点検」を導入。スマートフォンで点検を実施し、結果をデジタルで管理することで、紙の点検表に関わる作業を削減しています。

今回の取材で印象的だったのは、業務効率化そのものよりも、若手社員がその運用を担い、現場改善に関わっていることでした。入社3~4年目でも責任ある役割を任され、先輩に相談しながら自分の仕事として現場を動かしていく。「GENBAx点検」の活用を通じて、若手社員が挑戦し、成長していくアキヤマ様の現場づくりが見えてきました。

入社3~4年目で現場代理人に。早い段階から任せてもらえる環境

今回インタビューに参加した村上様は入社4年目、梅原様は入社3年目。お二人とも、天竜川の護岸工事で現場代理人を担当されています。 建設業界で働くことを考えている方の中には、「経験がないと難しいのではないか」「若いうちは補助的な仕事が中心なのではないか」と感じる方もいるかもしれません。 しかし、アキヤマ様の現場では、若手社員にも早い段階から責任ある役割が任されています。

SORABITO:若手社員の皆さまにも、比較的早い段階から仕事を任せる文化があるのでしょうか。

太田様:現場で任せられるところは任せています。ただ、全部を任せきりにするのではなく、様子を見ながらですね。測量、書類、安全管理など、現場で教えることは多いので、責任者が若手を育てていく部分は大きいと思います。

SORABITO:太田様ご自身が、若手社員と接するうえで意識されていることはありますか。

太田様:話しやすい環境をつくることは意識しています。若い人たちが相談しやすいように、風通しのよい形で仕事を進めたいと思っています。

村上様は、入社4年目で現場管理を任されていることについて、こう話します。

SORABITO:入社して数年で、現場管理や施工管理を任されている実感はありますか。

村上様:現場管理、施工管理の面では、任せていただいている部分が多いと思います。もちろん自分自身に足りない部分もありますが、太田さんが先に把握して確認してくださったり、周囲の先輩にも相談できたりするので、気兼ねなく聞きながら現場を進めることができました。

SORABITO:最初に大きな役割を任されたときは、どのような気持ちでしたか。

村上様:初めはすごく嬉しかったです。現場管理は、少しのミスが後々大きなミスにつながることもある仕事なので責任はあります。それでも、大きなことを任されるのは、やっぱり嬉しい気持ちがありました。

一方、入社3年目の梅原様も、任されることがやりがいにつながっていると話します。

SORABITO:梅原様はいかがですか。任されていると感じる場面はありますか。

梅原様:作業員の方と段取りを話しながら進めていく中で、このまま進めていいのかを太田さんに確認してもらったりしています。仕事を任されたり、「これをやって」と頼まれたりすると、信頼されているのかなと感じます。任されることは、すごく嬉しいです。

任されることは、若手社員にとって嬉しさであり、同時に責任でもあります。だからこそ、相談できる先輩がいること、確認しながら進められる環境があることは、大きな支えになります。

若手社員に任せる。 でも、一人にはしない。

その距離感が、アキヤマ様の現場で若手社員が挑戦できる理由の一つです。

左から太田様・梅原様・村上様
左から太田様・梅原様・村上様

現場から始まったデジタル化。「点検をもっと簡単にしたい」

「GENBAx点検」を導入する以前、アキヤマ様の現場では、安全点検表をタブレット上に取り込み、タッチペンで書き込む形で運用していました。紙の点検表をそのまま使い続けるのではなく、まずは現場でできる範囲からデジタル化を試していたのです。太田様は、当時をこう振り返ります。

太田様:何かしら一歩前に進めたいという気持ちがありました。良いソフトが見つからないなら、ひとまずこれでやってみようという感じでした。 ただ、その運用には手間もありました。現場で必要だったのは、多機能な管理ツールではなく、日々の点検をシンプルに実施でき、管理もしやすい仕組みでした。 施工管理や書類面を支える担当者からも、「便利になるはずのデジタル化で、逆に手間が増えてしまっては意味がない。デジタルツールを使って手間が減り、管理も楽になることが重要だった」という声がありました。

そんな中、太田様が「GENBAx点検」を知ったのが、幕張メッセで開催された国際 建設・測量展(CSPI)でした。

太田様:ブースで見たときに、求めていたアプリはこれだと感じました。 「GENBAx点検」は、QRを読み込んで点検を始められ、点検結果もデジタルで管理できます。現場で毎日使うものだからこそ、操作が簡単であること、若手社員や協力会社の方にも使いやすいことが重要でした。

アキヤマ様の「GENBAx点検」導入は、現場で課題を感じ、現場で試し、現場から改善を始める動きの中から生まれた取り組みでした。

若手社員が「GENBAx点検」を運用。協力会社にも説明し、現場に定着させる

「GENBAx点検」の運用では、梅原様が点検表の管理を担当しました。現場では、重機にQRを貼り、作業員の方がスマートフォンで読み込んで点検を実施します。 導入時には、協力会社の方への説明も梅原様が行いました。

SORABITO:「GENBAx点検」を現場に導入するとき、作業員の方への説明はどのように行いましたか。

梅原様:一緒に横で説明しながら、操作してもらう形で進めました。最初は何回か説明が必要かなと思っていましたが、実際には1〜2回で「分かった、やっておくよ」という感じでした。作業員の方も、1〜2回あれば覚えられるくらいの簡単な操作だったので、導入でつまずくことはあまりありませんでした。

現場には、20代から60代まで幅広い年代の方が関わっていました。それでも、スマートフォンを見せながら一緒に操作してもらうことで、スムーズに使い始めることができたといいます。 単に新しいツールを導入しただけではなく、その運用を若手社員が担い、協力会社への説明や日々の確認まで行っている点に、アキヤマ様らしい“任せて育てる”姿勢が表れています。

村上様は、「GENBAx点検」に初めて触れたときの印象について、こう話します。

SORABITO:紙の点検から「GENBAx点検」に変わると聞いたとき、最初はどう感じましたか。

村上様:初めは興味が一番強かったです。DX化やペーパーレス化がいろいろな業界で進んでいる中で、「GENBAx点検」を見て、点検もこうやってペーパーレス化が始まっているんだと感じました。自分も一度使ってみて、どんなものか把握したいと思いました。

新しい仕組みに対して、面倒だと感じるのではなく、まず興味を持って触れてみる。その前向きさは、アキヤマ様の若手社員の特徴でもあります。

点検記録の時間を50〜60%短縮。紙の回収・スキャン・PDF化も不要に

SORABITO:「GENBAx点検」を導入して、便利になったと感じる点はありますか。

梅原様:従来の紙だと、点検して、それを回収して、スキャンして、PDF化するという工程がありました。「GENBAx点検」は、デジタルで点検して、そのまま出力すればPDF化できます。回収、スキャン、PDF化の3工程がなくなったのは便利になったところです。

また、以前のタブレット運用と比べても、点検結果を記録する時間は短縮されたといいます。

SORABITO:以前の運用と比べて、時間はどのくらい短縮された感覚がありますか。

梅原様:50〜60%くらい短縮されたかなと思います。以前はチェック項目を確認しながら手書きで入力する箇所もあり、感覚としては1回あたり5分ほどかかっていました。「GENBAx点検」ではクリックで進められるので、その分、短縮できました。

村上様は、紙の削減効果について、さらに具体的に話します。

SORABITO:紙の量は、導入前と比べて減りましたか。

村上様:月100枚ぐらいのペーパーレスはできていると思います。1日平均4〜5台の重機が動くので、毎日点検表を印刷すると、それだけでかなりの枚数になります。現場では動く機械も日々変わりますが、重機にQRを貼っておけば、その場で読み込んで点検できます。余分に印刷した紙が余ることもなくなりました。

建設現場では、使う機械が日によって変わります。紙の点検表を事前に印刷しておいても、当日使う機械が変われば、別の様式が必要になることもあります。 「GENBAx点検」では、重機ごとにQRを貼っておくことで、その日に使う機械に応じて点検できます。現場の流動性に合わせられることも、実務上の大きなメリットです。

点検状況をその日のうちに確認。若手社員が自分の責任で管理する

SORABITO:点検の実施状況は、どのように確認していましたか。

梅原様:その日に点検ができているかどうかを、その日の最後に確認していました。実施できているか、できていないかを確認して、1日を終えるようにしていました。 紙の点検表では、実施状況を確認するために、点検表がどこにあるか、記入漏れがないか、回収されているかを確認する必要がありました。「GENBAx点検」では、点検結果を画面上で確認できるため、抜け漏れにも気づきやすくなります。

村上様は、特に最終的な取りまとめ作業で効果を感じていると話します。

SORABITO:導入後、一番変わったと感じる業務は何ですか。

村上様:最終の取りまとめの部分が一番大きいです。これまでは、点検表を日々クリアファイルに綴じて、印鑑を押して確認していました。今は、日付で検索すれば、その日の点検項目がすぐに出てきます。最終的な点検表の取りまとめが大きく変わりました。

入社前のイメージが変わった。働きやすさと責任がある現場へ

梅原様と村上様は、いずれも建設業とは異なる分野からアキヤマ様に入社しました。 建設業に対して、入社前には大変そうなイメージもあったといいます。しかし、実際に働く中で、その印象は変わっていきました。

SORABITO:入社した頃の自分に、今の自分から一言かけるとしたら、どんな言葉をかけますか。

梅原様:建設業には、きつい、汚い、危険というイメージがありました。でも実際に入社してみると、そういうイメージはあまりありませんでした。会社としても、働きやすいように土日休みだったり、安全への意識を大切にしたりしています。入社した頃の自分には、「そのイメージは変わってきているよ」と言いたいです。

SORABITO:現場で働く中で、アキヤマ様の雰囲気について感じることはありますか。

梅原様:作業員の方とも関わる中で、いろいろな話が聞けるのが面白いです。アキヤマでは、一緒に仕事をする中で、色々な世代の方と楽しく関われる雰囲気があります。風通しが良くて働きやすいということは伝えたいです。

村上様も、入社前に抱いていた建設業のイメージと、実際に働いてからの印象には違いがあったと話します。

村上様:この業界に入る前は、怖い人が多いのかなというイメージもありました。でも実際には、太田さんたちも新入社員に対して風通しの良さを大切にしてくれていて、働きやすい現場だと感じています。 もちろん、施工管理の仕事には責任があります。現場代理人は、現場を代表して工事を進める重要な役割です。現場代理人は、社長の代理として工事に関わる立場でもあります。責任は大きいです。だからこそ、入社した頃の自分には「しっかり仕事をしましょう」と言いたいです。

責任が大きいからこそ、分からないことを相談できる環境があることは大切です。アキヤマ様の現場では、先輩社員が若手社員の状況を見ながら支え、若手社員も確認しながら仕事を進めています。

働きやすさと、責任ある仕事。 その両方があるからこそ、若手社員は成長できます。

アキヤマ様の現場には、建設業へのイメージを前向きに変えるリアルな空気がありました。

先輩社員が見た若手社員の成長。「前向きに挑戦する姿勢がある」

若手社員の成長を、先輩社員はどのように見ているのでしょうか。 太田様は、梅原様と村上様について、「前向きに考える姿勢がある」と話します。

SORABITO:お二人の成長や変化を見ていて、印象に残っていることはありますか。

太田様:もともとこの二人は、僕が若いときに比べても前向きに考えていると思います。梅原は、国交省の発表を任せたときに、やるかと聞いたらすぐに「やります」と返事をしてくれました。村上も、国交省の現場をやるかと聞いたときに「やりたいです」と言ってくれました。大変なイメージがある仕事でも、前向きに考えられる二人です。

太田様は、その経験を通じて、仕事への誇りややりがいを感じてほしいと話します。

太田様:仕事に対して誇りを持ってもらえたらいいなと思っています。大変な部分もありますが、それをやりがいとして感じてもらえたらいいですね。 施工管理や書類面を支える担当者も、若手社員の吸収の早さを実感していると話します。 「新しい技術もどんどん進んでいくので、覚えることはたくさんあります。でも、若い人たちは覚えるのが早いです。こちらが説明している途中から追い抜いていくような感覚があります。そこは自信を持ってやってもらいたいです」

ベテランが経験を伝え、若手社員が新しい技術を吸収する。そして、ときには若手社員がベテランに新しい使い方を共有する。 「GENBAx点検」のようなデジタルツールは、世代を超えて学び合うきっかけにもなっています。

「失敗を恐れず、チャレンジできる人に来てほしい」

最後に、アキヤマ様に興味を持つ方に向けて、どのような人と一緒に働きたいかを伺いました。

SORABITO:これからアキヤマ様に興味を持つ方に向けて、どのような人に仲間になってほしいですか。

梅原様:僕自身、土木の勉強をしてきたわけではありません。だからこそ、土木の経験や知識がある人が入ってくると、自分にとっても良い刺激になると思います。もっとすごい人が来たら、負けていられないなという気持ちになります。

SORABITO:村上様はいかがですか。

村上様:前向きに物事を考えて、失敗を恐れない人に来てほしいです。チャレンジ精神が豊富で、何でもやってみようとする人が来てくれると、自分も何かあったときに教えたり、助けたりしたいと思います。

太田様も、若手社員が働きやすい会社にしていきたいという思いを語ります。

太田様:若い人たちが仕事をしやすいようにしていきたいという思いがあります。GENBAx点検を取り入れたことも、その一歩です。現場で使っているものを、今後は会社全体にも広げていければと思っています。

若手社員に任せる。 でも、一人にはしない。 現場で挑戦しながら、先輩に相談し、仲間と一緒に成長していく。

経験が浅くても、責任ある仕事に挑戦できる。 建設業を専門に学んでいなくても、現場で学び、成長できる。 デジタルツールを活用しながら、より良い現場づくりに関わることができる。

アキヤマ様の現場には、就職・転職を考える方にとって、大切なヒントがあります。

アキヤマで働いてみませんか?

株式会社アキヤマ 採用情報ページ
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編集後記

今回の取材で印象的だったのは、「GENBAx点検」の導入が、単なる業務効率化にとどまっていないことです。 紙の点検表を減らす。点検結果を確認しやすくする。記録をデジタルで管理する。 そうした効果に加えて、アキヤマ様の現場では、若手社員が新しい仕組みに関わり、自分の仕事として現場をより良くしている姿がありました。

入社3〜4年目でも、現場代理人として責任ある役割を任される。分からないことは先輩に相談しながら、準備し、確認し、前に進める。新しいデジタルツールにも前向きに触れ、現場の効率化につなげていく。 そこには、「若手社員だからまだ早い」ではなく、「任せながら育てる」という考え方があります。

「GENBAx点検」は、アキヤマ様の現場において、点検業務の効率化を支えるだけでなく、若手社員が現場DXに関わるきっかけにもなっています。 建設業の経験がある方はもちろん、これから現場で学び、責任ある仕事に挑戦したい方にとって、アキヤマ様の現場は大きく成長できる環境だと感じました。

GENBAx点検」とは

GENBAx点検」は、建設会社の現場に特化した安全点検デジタル管理ツールです。QRを現場に設置するだけで、協力会社の作業員もスマートフォンから簡単に点検を実施・記録できます。始業前点検や安全パトロールはもちろん、月例点検や悪天候後の特別点検など、現場の実態に合わせた柔軟な運用が可能です。LINEワークスやDirectとのチャット連携、通知機能、オフライン点検モードも備え、島根・中国地方をはじめとした全国の建設会社でDX推進とペーパーレス化を強力にサポートしています。